概要
Revealは、Brainspace AIエンジン(2020年に買収)を基盤にしたエンタープライズ向けのeディスカバリー・調査プラットフォームです。その後の買収(NexLP、IPRO、Logikcull)により大幅に機能を拡張しています。最大規模かつ最も複雑なマター — 社内調査、規制当局の執行対応、セカンドリクエスト対応のプロダクション、クロスボーダーディスカバリー — でRelativityと真正面から競合する位置づけです。ペタバイト級のスケールで動くAIネイティブな処理とレビューが差別化要因です。
リーガルオプスのスタックで採用される理由
- 調査ファーストの設計。 Revealが最も強いのは、社内調査と規制対応のマターです。レスポンシブな資料を提出するだけでなく、コミュニケーションとドキュメントの山から針を見つけ出すことがゴールである場面です。
- Brainspaceのコンセプチュアル分析。 ドキュメントコレクションをコンセプトとコミュニケーションネットワークでマッピングし、何を検索すべきかが事前にわからなくても、重要な人物とトピックを浮かび上がらせます。
- クロスボーダー・多言語の強さ。 国際案件、EUの規制対応、クロスボーダーM&Aデューデリジェンスなど、ミッドマーケットのプラットフォームでは扱いきれないドキュメントセットの複雑さに耐える導入実績があります。
価格
- カスタム、マター単位または年額。 大規模エンタープライズ顧客の多くは、データ容量上限付きの年額サブスクリプションで交渉します。超過分はGB単位で課金されます。
- 調査向けパッケージがディスカバリー向けと分かれることが多い。 同じプラットフォームを、訴訟主導か調査主導かによって異なる価格モデルで販売しています。
- 導入はReveal認定の専門パートナーが関与することが多く、エンタープライズプログラムでは60〜180日を見込むこと。
適しているケース
- エンタープライズのインハウス調査プログラム(金融、製薬、防衛)
- 大規模クロスボーダー・多管轄ディスカバリー案件
- 調査固有の要件によって、AIネイティブの選択肢としてDISCOやEverlawよりもRevealを選ぶ組織
注意点
- ミッドマーケット訴訟領域での導入実績はRelativityやEverlawより少ない。相手方弁護士や裁判所プラットフォームの要件を確認すること
- 複数買収による製品系譜(Brainspace + NexLP + IPRO + Logikcull)のため、ベテランのRevealユーザーはワークフローによって複数のレガシーUIを行き来することになる
- Logikcullブランドのセルフサービス提供は依然として別建て。Logikcullの全機能がエンタープライズ版Revealに移植されているわけではない
- 調査ニーズのない、純粋にコスト効率の高い大量ドキュメントレビュー用途であれば、EverlawやDISCOのほうが適しているかもしれない