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LeanData vs Chili Piper

pairwise By Marius Bughiu Last updated 2026-08-01

Compare side-by-side

LeanData Chili Piper
Pricing custom $22.5/mo flat
Score
7.8
8
AI-native No No
MCP No No
API Yes Yes
Integrations
salesforce marketo pardot slack 6sense demandbase
salesforce hubspot marketo google-calendar microsoft-365 slack zoom

LeanDataChili Piper は同じ問いに答えます。今入ってきたこのリード、担当は誰で、いつ会話するのか。少し前まで役割分担は明確でした。LeanData が Salesforce の中でマッチングとルーティングを担い、Chili Piper がミーティングを予約する、という分担です。その分担は消えました。Chili Piper のエントリー tier は現在、あいまい一致によるリード-to-アカウントマッチング、重複の検出とマージ、SLA 管理、そして標準・カスタムを問わないあらゆる Salesforce オブジェクト上のルーティングにチェックが付いています。これはまさに、LeanData が勝ち筋にしてきた項目そのものです。

したがって問いは「どちらがルーティングできるか」ではなくなりました。監査できるルーティングが必要なのか、値付けできるコンバージョンが必要なのか、という問いです。

LeanData が勝つところ

  • 四半期をまたいで残る割り当ての証跡。 LeanData の Q2 2026 リリースは、1 件のレコードが生成する監査ログをすべて、単一の時系列・検索可能なビューにまとめました。保持期間は 24 か月で、保存先は Salesforce ではなく LeanData 側のストレージ、同期は 15 分間隔、管理設定からのオプトインです。さらに AI Assistant が自然言語で答えます。なぜこのレコードがこのキューに入ったのか、という質問に対してです。8 か月後のコミッション精算で担当者が割り当てに異議を唱えたとき、これが「答えられる」と「肩をすくめる」の差になります。
  • ルーティングの基本要素としてのアカウント階層。 Q1 2026 リリースでは Account Hierarchy Match Node と、Salesforce 内で描画される Hierarchy View が出荷され、親子アカウントのファミリーをまたいでルーティングが解決されます。Chili Piper のあいまい一致はリードを「ある 1 つの」アカウントに解決します。LeanData はアカウント群の中の正しい法人に解決します。Acme Manufacturing、Acme Capital、Acme Holdings の区別です。
  • 賢いルーティングでも壊れない公平な配分。 Best-Fit Assignment は round-robin ノードに Attribute-Aware モードを追加し、Salesforce の User オブジェクトの項目(言語、専門領域、在籍年数、認定、コンバージョン率)をリードの属性に対応づけます。件数ベースの配分があくまで基準であり、属性が効くのは割り当て件数がすでに並んでいる担当者同士のタイブレークだけです。この順序こそが購入対象です。クォータの配分を静かに歪めることなく、割り当てロジックだけが鋭くなります。
  • Premium エディションでのオブジェクトの深さ。 標準・カスタムを問わないあらゆる Salesforce オブジェクト(商談、ケース)に対するルーティングとマッチングに加え、国際およびテリトリーのマッチングが使えます。ルーティングの対象が inbound のリードだけでなく更新やサポートのエスカレーションにも及ぶなら、そこで両製品の重なりは終わります。

Chili Piper が勝つところ

  • 営業電話なしで金額を出せます。 Routing & Scheduling は年間 $15,000 で 15 シート込み、以降は 1 シートあたり月額 $45 です。Experiences は年間 $42,000 で 30 シート込み、以降は 1 シートあたり月額 $50 です。LeanData が公開しているのはエディション名(Standard、Advanced、Premium、Enterprise)だけで、数字はありません。自社の価格 FAQ には、パッケージ価格は機能・オブジェクト・Salesforce ユーザーまたはキューの数で決まると書かれています。要するに、通話の中で分かるということです。
  • スケジューリングはシートに付いてきます。 ChiliCal は Chili Piper の全 tier に含まれます。LeanData の BookIt は別売のアドオンで、それは同じ FAQ に LeanData 自身が書いています。ミーティングの予約が仕事の半分だとすれば、片方はその半分を二重に請求していることになります。
  • ルーティングの先にある面。 Experiences tier は、24/7 の自動エンゲージメントを備えたチャット、多言語対応のナレッジベース、ABM とインテントのターゲティング、訪問者の識別解除(識別ベンダーとの併用)、no-show とフォーム離脱に対する再エンゲージメントのフローを追加します。この層を LeanData は売っていません。
  • Salesforce を前提にしません。 Chili Piper は HubSpot、Marketo、Pardot からのキャンペーン流入をルーティングし、Microsoft 365 と Zoom を統合します。LeanData は Salesforce の中にインストールされ、Salesforce のユーザー数またはキュー数で課金されます。Salesforce が記録システムでないなら、この比較の候補は 1 つだけです。

両者とも MCP を出荷済み、ただし響きほどの違いはない

2026 年の時点で、エージェント対応を差別化要因として主張できるベンダーはどちらでもありません。違うのは範囲です。

LeanData の BookIt MCP は Salesforce OAuth で認証し、組織に認証情報を持たない外部パートナー向けにワンタイムコードの経路を用意し、各ユーザーに見えるツールを BookIt の permission set で絞ります。エージェントが予約したものにも round-robin、プールの公平性、SLA のロジックがそのまま効きます。Chili Piper の MCP サーバーはより広く、より浅い構成です。組織とテナントの設定、ユーザー、workspace とチーム、ディストリビューション、ルーティングルール、ミーティング、予約リンクと空き状況、Handoff、Concierge のルーターログまでを扱い、クライアントとして Claude Code、Cursor、OpenAI Codex が挙げられています。

そこで判断してください。担当者や管理者がルーティングルールから外れずに Claude から予約できればよいなら、どちらでも成立し、権限フィルタリングは LeanData のほうが厳格です。ルーターログを読み、ディストリビューション設定を点検するエージェント、つまりターミナルからルーティングの不具合を切り分けたいなら、Chili Piper のほうが多くの領域を露出しています。

価格の実態

Chili Piper の計算は算術です。50 シートなら $15,000 に 35 × $45 × 12 を足して年間 $33,900。100 シートなら年間 $60,900。15 シートは、埋めても埋めなくても $15,000 の下限です。

LeanData は交渉です。Vendr の購買データでは、LeanData の契約額の中央値は 715 件の記録された購入に対して年間およそ $22,700、観測された取引はおよそ $7,000 から $78,600 の範囲、初回見積もりからの値引きは約 16% です(ページ更新は 2026 年 2 月)。

この帯域はほぼ完全に重なるので、正直な読み方は「どちらが安いか」ではありません。15〜30 シートの領域では、Chili Piper の金額は初日に分かり、LeanData の金額は分かりません。100 シートを超えると両者とも $60-80K の同じ水準に落ち着き、LeanData は純粋な人数ではなくオブジェクトとキューに対して課金します。差はドルではなく確実性で見積もってください。必要なら LeanData 側に BookIt と Buying Groups Blueprint を足します。これらは別建ての価格です。

導入の手間

導入が長いのは LeanData です。ルーティンググラフは表現力が高く、最初のきれいな構成には数日ではなく数週間かかり、名前で責任を負う Salesforce 管理者が必要です。Q1 2026 の Create Record Node と Conditional User Provisioning は、レコード作成と BookIt アクセス周りの手作業の一部を取り除きました。

Chili Piper は設定が速く、壊れ方が違います。ルールの増殖です。チームは round-robin を積み、次にテリトリー、次にセグメント、次に ABM の上書きを積み、やがて誰も特定の割り当てを説明できなくなります。どちらの製品でも、ルーティングの責任者を 1 人だけ指名し、四半期ごとのルール監査を回してください。少なくとも LeanData は、監査の突き合わせ先になるログを渡してくれます。

結論

  • LeanData を選ぶのは、Salesforce が記録システムで、ルーティングの問いがガバナンスの問いであるときです。多事業部にまたがるアカウント階層、リードだけでなく商談やケースへのルーティング、コミッション精算で弁明が必要になる割り当ての証跡、あるいは件数ベースの公平性を壊してはならない属性ベースの割り当て、といった場合です。
  • Chili Piper を選ぶのは、inbound のコンバージョンが仕事で speed-to-lead が指標であるとき、営業電話の前に価格を知りたいとき、スケジューリングがシートに付いてくる必要があるとき、チャットとフォームとインテントターゲティングを 1 社から欲しいとき、あるいは CRM が HubSpot のときです。
  • どちらも選ばないのは、inbound が 10 名程度未満の担当者と平坦なアカウント構造で回っているときです。Calendly と CRM 標準のミーティングルーティングで、プラットフォーム料金なしに足ります。どちらかを買う前に リードルーティング を読んでください。ボトルネックはフォーム設計や SLA の運用にあることもあり、それはどちらの製品も直しません。新規に組む stack なら、enrichment 先行の挑戦者である Default を見る価値があります。

デフォルトの選択は Chili Piper です。今日の inbound の motion の大半に対して Salesforce 上で十分にルーティングでき、価格を公開し、スケジューラーを同梱しています。LeanData を買うのは、Chili Piper の機能表にはない具体的な項目を名指しできるときです。アカウントファミリー単位のルーティング、リード以外のオブジェクト、24 か月の監査証跡。これらは実在する理由です。どれもあなたのチームに当てはまらないなら、支払っているのは交渉の対価です。