Claude for Legal vs Harvey
Compare side-by-side
| Claude for Legal | Harvey | |
|---|---|---|
| Pricing | $20/mo flat | custom |
| Score | 8.8 | 8.8 |
| AI-native | Yes | Yes |
| MCP | Yes | Yes |
| API | Yes | Yes |
| Integrations | ironclad docusign-iam definely everlaw relativity harvey thomson-reuters-cocounsel slack | microsoft-365 sharepoint ironclad salesforce |
Claude for Legal と Harvey は同じ問いに答えます。すなわち、法務チームはクライアントの文書を消費者向けチャットボットに貼り付けることなく、どうやってドラフティング、レビュー、リサーチを AI で回すのか。両者はその答えを、内製か購入かという線の正反対の端から出しています。
Harvey は買う側の垂直統合スイートです。Assistant、Vault、Workflows、Agent Builder が 1 つの製品にまとまり、LexisNexis の一次法源と Shepard’s の引用検証がプラットフォーム内にライセンスされ、シート単位で販売され、成果物に責任を負うベンダーと、署名すべき更新ラインが 1 本あります。Claude for Legal は買う製品ではありません。2026 年 5 月 12 日にリリースされた Apache 2.0 のプラグイン群で、実務分野別プラグイン 12 種と 20 以上の MCP コネクタから成り、すでに支払っている Claude のシートにインストールします。ワークフローの層は、すでにライセンスしているシステムを使って自分で組み立てます。
この比較の土台にある奇妙な事実は、Harvey がコネクタの 1 つだという点です。Anthropic は、Claude を法務業務のオーケストレーション層として位置づけた同じリリースで、Harvey の MCP コネクタを出荷しました。このコーペティションこそがルーティングのルールであり、以下の結論はそこを軸に回ります。
Harvey が勝つ領域
[verify]を付け、それは文字どおりの意味です。CLAUDE.mdファイルとプラグインごとのコールドスタート面談で、こちらは安価ですが、人員配置の前提が異なります。Claude for Legal が勝つ領域
renewal-watcherは CLM を読んで自動更新の期限が閉じる前に洗い出し、docket-watcherは訴訟記録をポーリングし、reg-change-monitorは規制の動きを自社ポリシーと突き合わせ、ip-renewal-watcherとdataroom-watcherは知財登録とデューデリジェンスで同じことをします。Harvey のエージェントは弁護士が起動したときに走ります。価格の実際
Claude は数字を公開しています。Team シートは年額請求で 1 シートあたり月 $20(月額請求なら $25)、5 倍の利用枠を持つプレミアムシートは $100/$125。Enterprise は 1 シート $20 に加えてモデル利用を API レートで課金し、SCIM、監査ログ、データ保持のカスタム制御が付きます。1 シートあたり年 $240 と見てよいでしょう。
Harvey は何も公開していません。第三者による三角測量では、Assistant のベースラインは 1 シートあたり月 $1,200 前後(1 シートあたり年 $14,400)、最低 20〜25 シートと 12 か月コミットが付くため、下限は年 $288K〜$360K あたりになります。LexisNexis のバンドルは、報じられているところでは弁護士 1 人あたり月 $400〜$600 を上乗せします。
シート単位では、およそ 60 倍の開きです。弁護士 20 人のインハウスチームなら、Claude Team シートで年約 $4,800 に対し、Harvey は年 $288K の下限。
この差は数字が示すほど広くはなく、その理由がこのページの結論を決めます。Claude for Legal のコネクタはあなたのサブスクリプションとあなたの API キーの上で動きます(iManage、NetDocuments、Ironclad、Everlaw、Relativity、CoCounsel)。これらの契約は Claude のシート代より一桁上に位置し、アップセルではなく前提条件です。Harvey の $14,400 には、別建てで買うことになる LexisNexis のグラウンディングがすでに含まれています。
したがって正直な比較はこうなります。接続先のシステムをすでに保有しているなら Claude for Legal はほぼ無料に近く、保有していないならそれは法務リサーチのツールではありません。
コネクタという論点
Harvey が Claude for Legal 内の MCP コネクタとして提供される以上、両方を走らせるのは思考実験ではなく実在の構成です。Claude が DMS、CLM、eDiscovery を横断してオーケストレーションし、最も得意なリサーチとレビューについて Harvey を呼び出します。
それでもデフォルトとしては誤りです。両方を走らせるとは、Harvey のシート単価の下限を払ったうえに、その上へオーケストレーション層を建てるということで、これが引き合うのは Harvey をすでに事務所全体に展開済みで、未解決の課題が Harvey の届かないシステムをまたぐワークフローである場合に限られます。ゼロから両方を同時に買うのは、重複部分に二重払いすることです。
結論
デフォルトの選択は、Claude for Legal から始めることです。シート単価の計算はビジネスケースなしで CFO のレビューを通り、セットアップコストは午後 1 回分で済み、年 25 万ドルの下限にコミットする前に、自チームが実際に何を使うのかが分かります。Harvey へ移るのは、壊れたものを具体的に名指しできるようになったときです。未検証の引用が提出書面に到達した、デューデリジェンスのコーパスがコネクタには大きすぎた、クライアントの外部弁護士ガイドラインが責任を負うベンダーを要求している。いずれも、直面すれば分かる条件であって、1 か月目に張る賭けではありません。