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DISCO vs Relativity

pairwise By Marius Bughiu Last updated 2026-08-04

Compare side-by-side

DISCO Relativity
Pricing custom custom
Score
8
8.1
AI-native Yes Yes
MCP No No
API Yes Yes
Integrations
microsoft-365 google-workspace slack dropbox box
microsoft-365 slack google-workspace

DISCORelativity は、どちらも生成 AI を基本価格に含めるようになりました。したがって、かつてこの選択を決めていた論点、つまり「一方は AI を込みで売り、もう一方はアドオンとして課金する」という違いはもう存在しません。今も両者を分けているのは、メーターが数える単位です。DISCO は処理済みデータの GB 単位で課金し、AI は無制限に実行できます。Relativity は aiR をサブスクリプションに含めますが、AI の実行を aiR Units として 1 ドキュメントにつき 1 ユニット数えます。この違いが、チャットデータの多い案件では請求額を決め、2 回目のレビューにかかるコストを決めます。

何が、いつ変わったか

Relativity は 2025 年 10 月の Relativity Fest で、aiR for Review と aiR for Privilege を有料アドオンではなく RelativityOne の価格に標準で含めると発表しました。RelativityOne の価格ページには現在、aiR for Review、aiR for Privilege、aiR for Case Strategy が追加費用なしと記載されています。

DISCO は 2026 年 2 月 25 日に DISCO Platform で応じました。ediscovery、Cecilia AI、デポジション管理、タイムライン — 後者 2 つは以前 Case Builder として販売されていたものです — を、処理済みデータに対する単一の GB 単価にまとめ、取り込み費用もユーザー課金もなくしました。

2025 年後半より前に書かれた比較は、この点を逆に説明しています。aiR をドキュメント単位のアドオンとして、あるいは Relativity を GB 単価プラス席課金として見積もっているレビューを読んでいるなら、それは両方の発表より古い記事です。

DISCO が勝つ点

  • AI の利用量は請求額を動かしません。 GB 単位のホスティング料金で、Cecilia Q&A、単一ドキュメント Q&A、ドキュメント要約、デポジション要約、自動タイムラインを無制限に使えます。1 回目の実行が失敗した後にコーパス全体へプロンプトを再実行しても、追加費用は発生しません。
  • 交渉すべき項目が 1 行だけ。 取り込み費用も、処理費用も、ユーザー課金もありません。取り込み時に重複排除を選択すると、重複データはグローバルなファミリー単位で課金されません。
  • 公開された数値のあるレビュー処理性能。 Cecilia Auto Review は 1 時間あたり最大 32,000 ドキュメントを処理します。
  • デポジションとタイムラインがレビュー用データベースを共有します。 記録の確認、注釈、案件タイムラインが同じドキュメント上で動くため、事実調査のために 2 つ目のツールも 2 回目のエクスポートも要りません。

Relativity が勝つ点

  • ドキュメントレビュー以外の AI。 aiR for Case Strategy、aiR for Data Breach Response、Relativity Contracts、Relativity FOIA、Relativity Legal Hold が同じプラットフォーム上で動きます。DISCO の AI は discovery とデポジションに向いています。
  • サービスプロバイダーの販売網。 Relativity は 300,000 人を超えるユーザーを公表しています。訴訟サービスプロバイダーのほぼすべてが同社製品を運用しているため、案件の途中でベンダーを変えることは引き継ぎであって、プラットフォームの入れ替えにはなりません。
  • AI 自体で実証された処理量。 Relativity は、aiR の最初の 20 か月間に 200 社を超える顧客が 2,500 万件以上のドキュメントをレビューし、1 日あたり最大 300 万件を処理したと報告しています。
  • 最近の買収で対応範囲が広がりました。 Gavel はドラフト作成を Microsoft Word に持ち込み、VerQu はコミュニケーションデータの取得と移行をカバーします。

実際に違う価格の計算

どちらも料率を公表していません。両社の価格ページはいずれも見積もりへ誘導するので、ここでの「透明な価格」は構造の説明であって、調べられる数字ではありません。それでも構造が請求額を決めます。

DISCO は処理済みデータに対する GB 単価で課金し、AI の消費量は計算に入りません。Relativity は GB 単位でホスティングを課金して aiR を含めますが、消費は aiR Units に対して計上されます。aiR for Review、aiR for Privilege、aiR for Case Strategy は 1 ドキュメントにつき 1 ユニット、Custom Analyses は成功したインサイト 5 件につき 1 ユニットで、ジョブ単位で切り捨てられます。キューに入ったまま、あるいは結果が出る前にキャンセルされたジョブはユニットを消費しません。

結果は算数です。ホスティングはギガバイトに比例し、ユニット消費はドキュメント件数に比例します。同じ 200 GB のコーパスでも、中身によって消費ユニット数は大きく変わります。Slack や Teams のエクスポートは GB あたりの小さなドキュメントが大量にあり、スキャンした PDF は少数の大きなファイルです。チャットデータの多い案件こそ DISCO のフラットな構造が最も有利になる領域であり、同時に最も急速に増えている領域でもあります。

2 回目の実行が、もう 1 つの分岐点です。イシューリストの変更後にコーパスを再コーディングする作業は、DISCO では無料で、Relativity では再びユニットを消費します。

両社には、処理済み データ — 収集済みでも取り込み済みでもなく — に対する GB 単価を確認してください。Relativity にはさらに、サブスクリプションに含まれる aiR Units の割当量と超過料率を確認してください。この 3 つの数字がなければ、表向きの GB 単価が何であれ、2 つの見積もりは比較できません。

オンプレミスという選択肢は閉じつつあります

Relativity Server のサポートは 2027 年末で終了します。2028 年 1 月 1 日以降、顧客は Server 上で新しいワークスペースや新しい案件を作成できず、既存ワークスペースの転用もできません。2027 年 12 月 31 日以前に作成された案件は引き続きサポートされます。Server の価格は、両製品を並行して運用するコストを反映するため 2026 年 4 月 1 日付で改定されました。

DISCO はオンプレミスを販売したことがありません。つまり「オンプレミスが必要だ」は、期限付きの移行計画を立てる理由であって、Server を買う理由ではなくなりました。2028 年以降もオンプレミスが厳格な規制要件であるなら、この 2 つはどちらも答えになりません。

ベンダーリスクは両方向に働きます

DISCO は NYSE: LAW として上場しています。2026 年第 1 四半期の売上高は 4,190 万ドルで前年同期比 14% 増、GAAP 純損失は 960 万ドル、2026 年通期ガイダンスは 1 億 6,925 万ドルから 1 億 7,875 万ドルです。数字は読めますが、既存最大手と比べれば小さい規模です。

Relativity は非上場で、2026 年 3 月 19 日に米国での新規株式公開に向けた登録届出書のドラフトを秘密裏に提出しました。legal tech としては 2021 年以来はじめての IPO の試みです。報道は調達額を 7 億 5,000 万ドル前後、評価額を 40 億ドル程度としていますが、これらは報道ベースの数字であって確定条件ではありません。IPO の前後ではパッケージングと定価が動くため、2026 年に締結する 3 年契約は pay-as-you-go の料率より価値があります。

注意点

  • DISCO のエージェント型 Cecilia Q&A は 2026 年 2 月 9 日に、追加費用なしで 2026 年内の提供として発表されました。 対策: これを理由に契約しないでください。一般提供を救済条項付きの契約マイルストーンにするか、その機能が存在しない前提で条件を詰めてください。
  • 「追加費用なしで含まれる」は無制限と同義ではありません。 対策: aiR Units の割当量と超過料率を、営業メールではなく発注書に記載させてください。
  • 処理済みデータの GB 単価は、収集データの GB 単価ではありません。 対策: 料率がどの容量に適用されるのか、重複排除は計測の前に走るのかを各社に確認し、そのうえでベンダーの例ではなく自社の直近案件の収集対処理の比率で見積もりを評価してください。
  • サービスプロバイダーの引力は現実です。 対策: 外部弁護士とレビュー業者が Relativity を運用しているなら、DISCO で案件を回す前に、双方向の製造フォーマットとロードファイル仕様を確認してください。

結論

  • DISCO を選ぶ のは、案件を社内で回していて、データにチャットが多く、利用量で動かない AI 費用が欲しい場合です。
  • Relativity を選ぶ のは、サービスプロバイダーや外部弁護士が案件を回している場合、レビュー以外の AI — 情報漏えい対応、契約、FOIA、リーガルホールド — が必要な場合、あるいは Server 上にいて 2028 年より前にどこかへ着地しなければならない場合です。
  • 決めきれないときの既定値: 年間およそ 1 テラバイト未満で自社案件を回す企業法務部門なら DISCO、それ以外はすべて Relativity。決めるのは機能ではなく、データ量と販売経路です。
  • どちらも合わない場合: Everlaw は同様の GB 課金モデルを持つ、社内チーム向けのミッドマーケットの選択肢です。Reveal は、Server 終了後も生き残る展開形態を必要とするチームが最終的に検討する先です。

避けるべき唯一の間違いは、表向きの GB 単価で見積もりを比較することです。同じギガバイトでもメーターが違います。一方はストレージだけを数え、もう一方はストレージとドキュメントの両方を数えます。