iManage vs NetDocuments
Compare side-by-side
| iManage | NetDocuments | |
|---|---|---|
| Pricing | custom | custom |
| Score | 7.9 | 8 |
| AI-native | No | No |
| MCP | Yes | Yes |
| API | Yes | Yes |
| Integrations | microsoft-365 sharepoint harvey legora litera definely draftwise claude | microsoft-365 sharepoint harvey legora litera definely draftwise claude |
iManage と NetDocuments は、リーガル文書管理の複占を構成する2社です。Am Law 200 の法律事務所はほぼ例外なく、どちらか一方に成果物を保管しています。20年にわたり、この選択は導入形態とメタデータ設計で決まってきました。2026年に決め手となるのは別の点です。どちらなら AI が実際に読むことを許されるのか、そしてその権限は発注書の上でいくらになるのか。
両社はこの1年、同じ主張を展開してきました。リーガル AI は DMS という権限の境界を通らなければならない、という主張です。Harvey、Legora、Litera、Definely、DraftWise はいずれもリポジトリを置き換えるのではなくインデックスするからです。両社ともそれを証明するために MCP サーバーを出荷しました。機能比較表が役に立たなくなるのは、まさにここからです。
同等に見えて同等ではない
「MCP 対応」は今や両社に当てはまります。だからこそ差別化要因ではなくなりました。それに代わって効いてくるのが権限の問題です。どのライセンス階層がエージェント接続を含むのか、そして誰がそのシートを保有しなければならないのか。
iManage は 2026年5月14日に MCP Server を提供開始として発表しました。単一の接続がベンダーごとの API 連携を置き換え、Harvey、Legora、ChatGPT、Claude、Microsoft Copilot、あるいは事務所自前のエージェントがそれを呼び出せます。アクセスは認証され、権限に従い、ログに残り、ベンダーのインデックスへ一括エクスポートされるものは何もありません。配布は Anthropic のパートナーエコシステム経由です。発表文は AI 階層に一切触れていません。ただし MCP Server が公開するのは Insight+ であり、Insight+ は iManage Work とは別ライセンスです。つまり価格ページが黙っていても、権限そのものは実在します。
NetDocuments は同じ機能を、名前を共有する2つの製品に分けています。ndConnect Standard は全顧客に提供される手動版です。人がピッカーで文書を選び、承認済みのパートナーアプリに読み込ませます。ndConnect Enterprise は MCP 階層で、認証済みユーザーに代わってエージェントが検索・取得できるようにするものですが、利用できるのは ndMAX Enterprise の契約者に限られます。入手可能な最新の独立系セットアップ資料(2026年7月18日付)によれば、さらに組織が限定プレビューへの承認を受けている必要があり、接続する各ユーザーが自分自身の有効な AI 300 サブスクリプションを保有している必要がありました。
この最後の条件が、この比較のすべてです。NetDocuments 側では、実際に AI を使う弁護士の人数が課金単位になります。iManage 側ではモジュールライセンスです。この2つの形は同じ人員規模でもまったく違う値段になり、どちらが安いかは両社に見積もりを取るまでどちらのベンダーも教えてくれません。
iManage が勝つ場面
NetDocuments が勝つ場面
価格の実態
両社とも何一つ価格を公表しておらず、AI の価格も公表していません。これは明言する価値があります。逆のことが広く繰り返されているからです。NetDocuments 自身の ndMAX 製品ページは構造化データに
Custom Pricingを返しますし、ndMAX に紐づいて出回っているユーザーあたり月額15〜25ドルという数字は、リセラー、コンサルタント、比較サイトが出所であって、NetDocuments ではありません。交渉のアンカーとして使うのはよいとして、料金表として予算を組んではいけません。iManage に至っては一切何も公表していません。2026年8月時点のリセラーおよびコンサルタントの報告が裏づけている範囲は以下のとおりです。
AI 階層はどちらも非公表ですが見積もり自体は取れます。両社にユーザー単位の独立した行として、実際に接続する人数で見積もらせてください。総人員数ではありません。ベンダーが2社しかいない市場では、相見積もりが唯一存在する価格圧力です。
コンテキストレイヤーの問題
2026年5月14日、iManage の MCP Server が出たまさに同じ日に、NetDocuments は Context Graph を発表しました。既存の権限と倫理的隔壁を尊重しながら、数億件のレコードにわたって各案件・文書・コミュニケーションがどうつながっているかを継続的に地図化するものです。プライベートプレビューはその日に開始し、より広い展開は「今後数か月のうちに」とされています。iManage は ConnectLive 2026 を、自社の方向性をコンテンツ・関係性・リアルタイム活動の上に載る context fabric として提示することに費やしました。
2社が同じ日に同じアーキテクチャの物語を語り、どちらも一部はプレビュー段階です。これはどちらかを選ぶ理由にはなりません。必要な DMS と、今四半期に実際に有効化できる AI 階層を買ってください。コンテキストレイヤーは更新交渉で持ち出す材料として取っておきましょう。
結論
どうしても決められないときの既定の選択は NetDocuments です。決められないという状況は、定義上、オンプレミス資産も倫理的隔壁の要求も答えを強制していない状況です。その2つを除けば、導入費用の差が決め手になります。初年度に一括で発生する3〜5倍の差は、契約期間に薄く広がる15〜20%のライセンス差より重く効きます。これを逆転させる条件は具体的で、当てはまるかどうかはすぐ分かります。廃止できないオンプレミス環境があるか、外部弁護士ガイドラインが案件単位の隔壁強制を明示しているか、のどちらかです。
どちらの交渉にも持ち込むべきガードが2つあります。1つ目。AI の権限を発注書に独立した行として、シートの算定基準まで明記させてください。MCP が動くかどうかを決める言葉は「ndMAX Enterprise」と「Insight+」であり、そのどちらも DMS の見積書には既定では載りません。2つ目。Worldox か eDOCS を運用しているなら、サポート期限を更新契約書に入れてください。Worldox のオンプレミス版は2026年12月31日にサポート終了を迎える一方、eDOCS のオンプレミス版については終了予定なしと NetDocuments は表明しています。プレスリリースの約束は契約条項ではありませんし、Worldox の日程がもう一方の結末の見本です。